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2017.11.10
注2 CRISPR-Cas9:微生物のもつ獲得免疫機構の1つ。CRISPR-Cas系において、Cas9はガイドRNAと結合し、ガイドRNAの一部(20塩基のガイド配列)と相補的なDNAを選択的に切断する。ガイド配列を変更することにより、様々な塩基配列をもつDNAを選択的に切断することができる。Cas9-RNA複合体をCRISPR-Cas9と呼ぶこともある。
注3 高速AFM(高速原子間力顕微鏡):柔らかい板バネの先に付いた針の先端で試料に触れ、試料の表面形状を可視化する顕微鏡。針と試料の水平方向の相対位置を変えながら試料表面の高さを計測することにより、試料の表面形状を可視化する。試料の表面を高速(最速33フレーム/秒)にスキャンすることにより試料の動きを可視化することができる。


図3 Cas9単体の高速AFM動画

図4 Cas9-RNA複合体の高速AFM動画

図5 Cas9-RNA複合体によるDNAの探索

図6 Cas9-RNA複合体によるDNAの切断

図 7 CRISPR-Cas9 による DNA 切断のダイナミクス
本研究は,日本学術振興会科学研究費助成事業,金沢大学新学術創成研究機構ユニット研究推進経費,花王芸術・科学財団花王科学奨励賞,ブレインサイエンス振興財団研究助成(研究代表者:柴田 幹大),科学技術振興機構(JST) 戦略的創造研究推進事業 さきがけ「立体構造にもとづく次世代ゲノム編集ツールの創出」(研究者:西増 弘志),科学技術振興機構(JST) 戦略的創造研究推進事業 さきがけ「新規高速原子間力顕微鏡で解き明かすミオシンVの化学-力学エネルギー変換機構」(研究者:古寺 哲幸),CREST「ATP/GTPが駆動するタンパク質マシナリーの動的構造生命科学」(研究代表者:安藤 敏夫),科学研究費助成事業、新学術領域「理論と実験の協奏による柔らかな分子系の機能の科学」,「生命システムにおける動的秩序形成と高次機能発現」(研究代表者:内橋 貴之),文部科学省(2014年度)・日本医療研究開発機構(AMED)(2015年度以降)革新的バイオ医薬品創出基盤技術開発事業「新規CRISPR-Cas9システムセットの開発とその医療応用」(研究代表者:濡木 理)の一環として行われました。