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研究実績・成果

未来社会創造研究コア 當摩哲也 准教授および 米陀佳祐 助教が,第32回(2016年度)マツダ研究助成に採択および奨励賞を受賞

 新学術創成研究機構 未来社会創造研究コア 再生可能エネルギーユニットリーダー 當摩哲也 准教授と同コア自動運転ユニット 若手PI 米陀佳祐 助教の2課題が,公益財団法人マツダ財団第32回(2016年度)マツダ研究助成に採択され,特に優れた若手研究者に授与される奨励賞を米陀佳祐助教が受賞しました。

 本研究助成は,自然科学・工学技術分野の基礎的・応用的研究に従事し,その研究成果が科学技術の進歩・発展に貢献するところが大きいと思われる研究者,または研究グループを対象としており,特に若手研究者や女性研究者を対象とし,2016年度は,応募総数453件の中から33件が採択され,その中でも若手研究者を主たる対象とし,特に優れた研究であるとみなされた奨励賞4件に,本機構の米陀佳祐助教の研究課題が選ばれました。
 これまで,過去32年間で本学からは今回の採択を含め10名が採択されています。

◆助成名   公益財団法人マツダ研究助成財団 第32回(2016年度)マツダ研究助成
       http://www2.mazda.com/ja/publicity/release/2016/201609/160926a.pdf
■研究課題名  ナノロッド構造を持った有機系太陽電池の圧着による超低コスト作製技術の創出
■研究代表者  金沢大学 新学術創成研究機構
        未来社会創造研究コア 再生可能エネルギーユニット ユニットリーダー 准教授 當摩 哲也
■研究課題概要
 上下で挟み込む圧着プロセスにより太陽電池を創製する技術を開発することで,有機系太陽電池製造プロセスの超低コスト化をねらいます。具体的には金沢大学で開発したナノ構造制御技術を応用して製膜した高性能可能なナノ構造膜を圧着し,高性能化かつ低コストの製造プロセスの確立を目指します。
■研究代表者のコメント
 われわれの有機系太陽電池の研究開発における低コスト化のアイデアが採択され,大変光栄に思います。有機系太陽電池の実用化に少しでも貢献できるようより一層尽力する所存です。
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◆助成及び受賞名 公益財団法人マツダ研究助成財団 第32回(2016年度)マツダ研究助成およびマツダ研究助成奨励賞
         奨励賞は,マツダ財団設立30周年を記念し,2014年度に新設。
■研究課題名  降雪時の自動運転のための環境変化適応型の自己位置推定
■研究代表者  金沢大学 新学術創成研究機構
        未来社会創造研究コア 自動運転ユニット 若手PI 助教 米陀 佳祐
■選考理由
 本研究は,積雪時の自動運転の課題である自車位置推定の精度について,ノイズの影響を考慮した観測モデルと観測情報の再構成アルゴリズムにより悪天候下でも頑健な位置推定手法を提案するものである。これによって,地図の特徴物が遮蔽される積雪時などにおける自動運転技術が大幅に向上することが期待でき,その革新的な高い技術内容に対して,奨励賞を贈呈する。
■研究代表者のコメント
 この度は,マツダ研究助成財団の研究助成をいただきまして,誠にありがとうございます。われわれの研究プロジェクトでは,一般道の完全自動運転に関する要素技術の研究を進めておりますが,本研究テーマは冬季の自動運転走行において重要な課題である降雪時の自己位置推定の実現を目指しています。また,名誉ある奨励賞に選ばれ,心より光栄に存じます.これを機に更なる努力を重ねてまいる所存です。

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左から,未来社会創造研究コア責任者 菅沼准教授,當摩准教授,米陀助教,マツダ財団事務局長代理 佛圓氏