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日本、グアテマラ両大使特別講演会「最近の日本とグアテマラとの交流関係の現状と課題について」を開催

2016 年5 月13 日、本学国際文化資源学研究センター及び、新学術創成研究機構・文化遺産国際協力ネットワーキングユニットの共催により、日本、グアテマラ両大使特別講演会「最近の日本とグアテマラとの交流関係の現状と課題について」が開催されました。

金沢大学は2011 年にグアテマラ文化スポーツ省文化自然遺産副省と締結した交流協定に基づき、マヤ文明最大の古代都市遺跡ティカルを有する世界複合遺産「ティカル国立公園」内にリエゾンオフィスを設置しました。そして国際文化資源学研究センター・中村誠一教授を中心に、同オフィスにおいて精力的に研究活動を行っています。そうした関係構築・研究推進事業の一環として、本講演会が開催されました。
当日は、本学の山本博理事・副学長による挨拶、中村教授によるショートレクチャーの後、日本駐箚グアテマラ共和国特命全権大使であるアンヘラ・マリアデルロウルデス・チャベス・ビエティ氏と、グアテマラ共和国駐箚特命全権大使である川原英一氏から、日本・グアテマラの関係について様々な角度からご講演いただきました。チャベス大使は学生たちに優しく語りかけながら、文化遺産を含む美しいグアテマラの景観や人々の生活、産業の状況などを紹介。川原大使は、日本が行ってきたグアテマラへの協力事業やその関係史、また、日本・グアテマラの間に、マヤ文明の文化遺産に関する調査・研究・教育を含めて多様な国際協働チャンネルが構築についてわかりやすく説明されました。
チャベス大使の優しい笑顔や川原大使の丁寧な説明に、会場の学生たちはすぐにひきこまれ、講演会の終了時間を越えて質問や感想の手があがるなど、充実した講演会となりました。質疑応答では、工芸品の研究をしているという学生が、グアテマラの工芸品や伝統産業のことを尋ね、チャベス大使が、グアテマラの文化の多様性が、そうした産物を創造する重要な基盤となっていることを説明された点はとても印象的でした。スライドのなかの鮮やかで美しい布からは、グアテマラの人々の手仕事の温かみが透けて見えました。川原大使は日本でもグアテマラの工芸品に対する意識が高まってきており、今後経済的にも可能性がある分野であると説明されました。歴史、文化、政治、経済と話題と関心は多岐に及び、多くのインスピレーションを喚起する講演会となりました。
お忙しい公務の中で金沢までお越し下さり、学生たちに向けて熱意あふれる講演をしてくださったチャベス大使、川原大使、本当にありがとうございました。また、通訳の中村雄輝氏は英語・スペイン語を駆使して見事に大使と学生たちのコミュニケーシ
ョンを取り持って下さいました。以上の方々に、金沢大学の教職員・学生一同を代表して、厚く御礼申し上げます。

 (新学術創成研究機構・助教 谷川記)

 

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 左:川原大使、右:チャベス大使

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下記は当日のプログラム
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日本、グアテマラ両大使特別講演会
最近の日本とグアテマラとの交流関係の現状と課題について
金沢大学は2011 年にグアテマラ文化スポーツ省文化自然遺産副省と締結した交流協定に基づき、マヤ文明最大の古代都市遺跡ティカルを有する世界複合遺産「ティカル国立公園」内にリエゾンオフィスを設置しています。国際文化資源学研究センターは、ここを拠点としてティカルで一連の研究・教育・国際貢献活動を展開していますが、この機会にグアテマラ、日本両国の特命全権大使をお招きし、日本とグアテマラの交流関係の現状と課題についての講演会を開催いたします。

講演者: グアテマラ共和国駐箚特命全権大使 川原英一 氏
日本駐箚グアテマラ共和国特命全権大使
アンヘラ・マリアデルロウルデス・チャベス・ビエティ 氏
通訳:中村雄輝 氏
日時: 2016 年5 月13 日(金) 16:30 ~ 18:00
場所: 人間社会第一講義棟102 講義室
連絡先: 国際文化資源学研究センター(松村)076-264-5785
主催:金沢大学・国際文化資源学研究センター
共催:金沢大学国際機構、新学術創成研究機構
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