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【開催案内】国際セミナー 文化遺産国際協力ネットワーキングユニット
「敗戦、解放、そして勝利のなかの建築
―20世紀半ばの東アジア動乱期を照らし出す―」

【開催案内】国際セミナー 文化遺産国際協力ネットワーキングユニット
「敗戦、解放、そして勝利のなかの建築―20世紀半ばの東アジア動乱期を照らし出す―」

20世紀半ばの東アジアでは、帝国日本の敗戦とそれによる解放、そして新しい国家建設がほぼ同時に進み、数百万規模で人々が
ダイナミックに行き交った。
それは挫折と希望の時代であり、異なる生活様式、技術、思想が行き交い、権威と権力の交替の時代であった。
こうしたなかで建築・都市やそれを造る技術は、国の独立や再建を支え、そして冷戦という新しい国際秩序を形成する手立てとなるとともに、
各地域の人々に個別具体的な生活を用意することで、東アジア社会を複雑に変化させていった。
本セミナーではそうした東アジアの国際・地域秩序の再編のメカニズムや立ち上がる新しい社会の実相を、20世紀半ばの
動乱と再編の時代を生き抜いた(あるいはその渦中で亡くなった)建築家や、その時代において大きく再編された都市の様相を通じて検討する。
細かな生活や社会のディテールから、大きな思想や技術の変化までの諸断面を、建築や都市を通じて架橋しつつ丁寧に見つめ直してみたい。

(科研費・国際共同研究加速基金「冷戦下東アジアにおける都市の対立と依存に関する歴史研究」
(研究課題番号17KK0024、代表・谷川竜一)の成果とする)

日時:2022年7月14日(木)12時~18時
場所:四高記念館・多目的利用室3
※参加登録必要。現在、四高記念館はコロナ禍により人数制限を厳しく制限しています。
来場者は事前に必ず連絡(下記)して下さい。入れない場合があります。

参加費・言語:無料・日本語
主催:金沢大学・新学術創成研究機構
共催:古代文明・文化資源学研究所
司会:谷川竜一(新学術創成研究機構・准教授)
参加申込先:tryuichi@staff.kanazawa-u.ac.jp(谷川)

プログラム
12時00分開始 
開会挨拶と趣旨説明

発表1(12:10-13:00)「解放直後の平壌の都市開発:「普通江改修工事に突撃せよ!」」
(同上 谷川竜一)

発表2(13:00-13:50)「韓国解放前後の建築家と建築教育」
韓国 木浦大学・准教授 徐東千

発表3(14:00-14:50)「「動乱期」の都市の生き方:ある戦後台北都市移住者の聞き取りから」
東京大学・准教授 白佐立

発表4(14:50-15:40)「東南アジア建築の20世紀:多様性の中の8つの共通性」
東京大学生産技術研究所・准教授 林憲吾

発表5(15:50-16:40)「「従軍」建築家たちの軌跡:戦後日本建築は、如何に戦中に「胎動」したか?」
城西国際大学・特任教授(東京大学名誉教授) 村松伸

発表6(16:40-17:30)「日本植民地都市計画の戦後:長春、大連、フフホトの比較を通して」
大和大学・准教授 包慕萍

コメント及び全体討議(17:30-18:00)
近畿大学・講師 岡村健太郎および全員